いろいろなハイレゾ音源配信サイト

必要機器に加えてポイントとなるのが、パソコンにダウンロードするハイレゾ音源の入手方法についてです。具体的に言えば、データを配信しているサイトをどこにするかということです。

 

ハイレゾ形式（WAV/FLAC/DSDなど）はＣＤには収まりきれないほどのデータ量で、データを提供している配信サイトからのダウンロードがどうしても必要です。既に国内でも、随分Webサイトが増えてきており、いろいろなハイレゾ音源が入手できるようになっています。

 

特に音質を重視する分野となるクラシックやジャズがデータとしては先行しており、曲数もかなり増えてきています。また、オールドロック名盤（60年代後半～70年代）など、アナログレコードだったものもかなりラインナップが進んできています。もちろん、現状ではまだまだMP3のような充分なラインアップはできていません。

 

特にまだ少ないのは邦楽・JPOPなどの最近の曲ですが、今後はこうした曲のラインナップも間違いなく増えていくと思われます。配信サイトももっと増えてくるはずです。つまり今後の配信曲の充実に関しては心配しなくてもいいということです。

 

ただ、現在販売されているハイレゾ楽曲は、圧縮音源よりも価格が高めとなっています。価格は安いほうがいいのは当たり前ですが、CD以上の品質の音源ですから、ある程度は納得しなければならない点です。もちろん市場が成熟していくにつれて価格もこなれてくるのが世の常です。

 

サイトとしては、「mora・WALKMAN公式ミュージックストア」（http://mora.jp/index_hires）、「e-onkyo music」（http://www.e-onkyo.com/music/）、「OTOTOY」（http://ototoy.jp/）、「HQM STORE」（http://www.hqm-store.com/）、「VICTOR STUDIO HD-Music.」（http://hd-music.info/）などがあります。